91. 48歳,男性。2年前C型肝炎ウイルスによる肝硬変と診断を受け,通院治療を受けている。1ヶ月前頃より腹部の膨満感が出現し,右上腹部痛も認めている。腹囲は1ヶ月で14cm増加し,身体所見では腹部に波動+,超音波検査上著明な腹水の貯留を認め,試験穿刺により腹水を採取した。次の検査所見のうち,肝硬変以外の成因による腹水を示すのはどれか。
92.10歳,女児。急性リンパ性白血病にて外来化学療法を継続中。数日来頭痛を訴えていたが,昨夕より40℃の発熱を認め,本朝意識消失して救急車で来院した。来院時の血糖値160 mg/dl。項部硬直を認め,髄液の採取を行なった。次の所見のうち,白血病細胞の脳・髄膜浸潤としては観察しがたいのはどれか。
93.68歳,男性.慢性気管支炎にて通院中。咳嗽,喀痰の増加を認め,39℃の発熱もあり入院。膿性の患者喀痰を塗抹,グラム染色した。鏡検では,多数の白血球とともに,グラム陰性の太い桿菌を認め,周囲に莢膜を伴っていた。起因菌として可能性の高い菌はどれか。
94.9歳,女児。高度の頭痛,高熱,頻回の嘔吐を主訴として来院。髄液は混濁しており,細胞数1230/μl(多核球82%,単核球18%)。髄液のグラム染色を別に示す(別紙 No.16)。推定される起因菌はどれか。(別紙 No.16)
95.44歳,主婦。地域健診で尿糖陽性を指摘され,精査のため来院。母親が糖尿病で食事療法を行っている。尿蛋白(−),尿糖(−)。生化学検査:空腹時血糖 117 mg/dl,AST(GOT) 22 IU/l,ALT(GPT) 28 IU/l,尿素窒素 20 mg/dl,クレアチニン 1.0 mg/dl。正しいのはどれか。
96.59歳,女性。健診で高血圧を指摘され来院。来院時,血圧186/104 mmHg,全身倦怠感,脱力感があった。血清電解質はNa 158 mEq/l,K 2.6 mEq/lであった。本例の検査所見として考えられるのはどれか。
98.本例の骨髄検査所見として見られないのはどれか。
99.確定診断につながる染色体異常はどれか。
100.問題99の染色体異常が認められた。本例で認められる検査所見はどれか。
101.本例の検査所見の解釈として誤りはどれか。2つ選べ。
102.この患者の血液検査所見として考えにくいのはどれか。
103.この患者の下痢便の細菌検査で目標とすべき菌はどれか。2つ選べ。
104.本例でもっとも有効と考えられる抗菌薬はどれか。
105.血液培養について正しいのはどれか。
106.血液培養の結果,血液培養のグラム染色で,(別紙 No.17)に示す菌が多数認められた。可能性の高い菌はどれか。(別紙 No.17)