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平成11年度卒業試験PAGE 1 [2]   
1. ヘモグロビン 8 g/dL、赤血球 200 x104/mL、ヘマトクリット 24% の時、考えられる貧血はどれか。2つ選べ
解答方式  X(2)正答 →
a鉄欠乏性貧血
bサラセミア
c自己免疫性溶血性貧血
d悪性貧血
e葉酸欠乏性貧血
 
2. 二次性貧血に特徴的な所見はどれか。 2つ選べ。
解答形式 X(2) 正答 →
a大球性貧血
b血清鉄増加
c血清フェリチン上昇
d総鉄結合能減少
e骨髄鉄芽球増加
 
3. 自己免疫性溶血性貧血にあてはまる検査所見を2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
aHam 試験陽性
bCoombs 試験陽性
c網赤血球増加
d直接ビリルビン増加
eアルカリホスファターゼ 上昇
 
4. 再生不良性貧血について誤りはどれか。
解答方式  A正答 →
a3血球成分が減少する。
b血漿鉄消失時間が延長する。
c血清鉄低下
d骨髄有核細胞数の減少
e治療には、免疫抑制剤、蛋白同化ステロイドが用いられる。
 
5. 発作性夜間血色素尿症について正しいものを2つ選べ。
解答方式  X(2)正答 →
aHam 試験陽性
bCoombs 試験陽性
cGPI アンカー蛋白の欠損
d直接ビリルビン増加
e先天的酵素異常による溶血性貧血
 
6.  赤血球破砕症候群をきたすものを2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
a鎌状赤血球症
bサラセミア
c血栓性血小板減少性紫斑病
d遺伝性球状赤血球症
e心臓人工弁置換術後
 
7. 不適切でない医療行為はどれか。
解答形式 A正答 →
aプレドニゾロンの髄腔内注射
b心不全患者に対するダウノルビシンの投与
c欝病患者に対する a- インターフェロンの投与
d間質性肺炎患者に対するブレオマイシンの投与
e癒着性イレウス患者に対するビンクリスチンの投与
 
8. 慢性期の慢性骨髄性白血病に通常見られない所見はどれか。
解答形式 A正答 →
a脾腫
b血小板減少
c好中球アルカリホスファターゼ指数の低値
d血清ビタミンB12 高値
eフィラデルフィア 染色体(Ph) 陽性
 
9. 原発性骨髄線維症と慢性骨髄性白血病との鑑別で最も有用な検査はどれか。
解答方式 A正答 →
a血清鉄
b白血球分画
c好中球アルカリホスファターゼ染色
d血小板数
eLDH
 
10. 真性赤血球増加症について正しいものはどれか。2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
aしばしば脾腫を認める。
bしばしば好中球アルカリホスファターゼ指数が高値を示す。
c瀉血より化学療法が望ましい。
d血漿エリスロポエチン値は増加する。
e動脈血酸素飽和度が低下する。
 
11. 正しいものはどれか。2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
aフィラデルフィア染色体 (Ph) 陽性の急性白血病は、比較的予後良好である。
b急性リンパ性白血病細胞は、T 細胞性のものが多い。
cS斯ary 細胞は、B 細胞である。
d急性単球性白血病細胞は、非特異的エステラーゼ反応陽性である
eHTLV-I の感染経路として、母乳感染が重要である。
 
12. 急性単球性白血病にしばしばみられる所見を2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
a全身性リンパ節腫脹
b歯肉腫脹
c巨大脾腫
d染色体転座 t(8;14)
e血清リゾチーム活性上昇
 
13. 急性白血病の支持療法について正しいものはどれか
解答形式 A正答 →
a感染症に対して菌感受性試験の結果を待ってから、抗生物質を投与する。
b高度の白血球減少時の感染症に対しても、G-CSFを投与してはならない。
c出血に対しては、血小板輸血を繰り返し行う。
d貧血に対しては、赤血球輸血を頻回に行い、ヘモグロビン濃度を正常域に保つ
e化学療法剤と G-CSF を同時に併用し治療する。
 
14. 骨髄異形成症候群について、正しいものはどれか。 2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
a比較的若年者に多い。
b骨髄は通常低形成である。
c骨髄中の芽球が最も多いのは、移行期の RAEB( RAEB-T ) である。
d急性白血病より化学療法の成績が良好である。
e末梢血は血球減少傾向を示すことが多い。
 
15. 成人T細胞白血病・リンパ腫にみられるのはどれか。 2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
a皮疹
b高カルシウム血症
cHeinz 小体
dHowell-Jolly 小体
e西日本地方より関東地方に多い。
 
16. 造血幹細胞移植について誤りはどれか。
解答方式 A正答 →
a骨髄移植より末梢血幹細胞移植の方が、移植後血球の回復が早い。
b急性 GVHD の主な標的臓器は、皮膚、肝臓、腸管である。
c肝静脈閉塞症は、移植後 3 カ月以後に発生する。
d慢性 GVHD は、自己免疫疾患に類似した病態を呈する。
e顆粒球コロニー刺激因子投与により、末梢血中の造血幹細胞が増加する。
 
17. 同種骨髄移植の適応となる疾患はどれか。2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
a重症再生不良性貧血
b重症血友病
c慢性期慢性骨髄性白血病
dt(8;21) 陽性急性骨髄性白血病 M2 第一寛解期
e急性骨髄性白血病 M3 第一寛解期
 
18. 悪性リンパ腫について正しいものはどれか。 2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
a我が国では、ホジキン病より非ホジキンリンパ腫の方が多い。
bAIDS 患者では、T 細胞リンパ腫が多い。
cびまん性リンパ腫小細胞型は、治癒しやすい。
dMALT ( mucosa-associated lymphoid tissue ) 型リンパ腫は、 T 細胞由来である。
e濾胞性リンパ腫は、B 細胞由来である。
 
19. 悪性リンパ腫の治療に用いられない薬剤はどれか。
解答方式 A正答 →
aシクロホスファミド
bドキソルビシン
cビンクリスチン
dプレドニゾロン
eフルオロウラシル(5-FU )
 
20. ホジキン病で誤りはどれか。
解答方式 A正答 →
a結節硬化型は、比較的若年者に多い。
bしばしば白血化する。
cReed-Sternberg 細胞は、多核の巨細胞である。
dリンパ球減少型は、最も予後不良である。
e病変の広がりには連続性がある。
 
21. 多発性骨髄腫に通常みられないものはどれか。
解答方式 A正答 →
a赤血球連銭形成
b骨髄で形質細胞増加
cX 線写真で周辺に硬化を伴う骨融解
d腎障害
eアミロイド沈着
 
22. 伝染性単核球症について、正しいものはどれか。
解答形式 A正答 →
a高齢者に多い。
b末梢血で増加する異型リンパ球は、B 細胞である。
cしばしば白血化する。
d扁桃炎に対しては、ペニシリン系の抗生剤を投与する。
eEpstein-Barr ウイルス感染に合併する。
 
23. プロトロンビン時間と活性化部分トロンボプラスチン時間が 延長を示す時、低下が予想される凝固因子はどれか。 2つ選べ。
解答形式 X(2)正答 →
aフィブリノゲン
bプロトロンビン
cVII 因子
dVIII 因子
eIX 因子
 
24. 特発性血小板減少性紫斑病について正しいものはどれか。
解答形式 A正答 →
a活性化部分トロンボプラスチン時間が延長する。
b血小板寿命は短縮する。
c骨髄巨核球は減少する。
d急性型の治療には、脾摘が第一選択である。
e慢性型では、ヘパリンが有効である。
 
25. 播種性血管内凝固症候群 (DIC) について誤っているのはどれか。
解答方式 A正答 →
a白血病で最も合併しやすいのは、急性前骨髄球性白血病( M3 )である。
bFDP の上昇だけでは、DIC と診断できない。
c治療で最も重要なことは、基礎疾患の除去である。
d血小板数が 1x104/mL 以下であっても、性急な血小板輸血は避けるべきである。
eトロンビンーアンチトロンビン III 複合体( TAT )が増加する。
 
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