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人間の血管の中を流れている血液の細胞成分は

(1)酸素を運ぶ赤血球(血の赤い成分)と、
(2)ばい菌に対する抵抗力をつかさどる白血球、
(3)出血を止める血小板という3つの成分から成り立っています。

これらの成分は、骨の中にある骨髄という組織で造られて血液の中に出てきます。

血液やリンパ腺の病気が疑われる場合、その診断をはっきりさせ、正しい治療法を行ううえで、この骨髄を調べる必要があります。

 
腰の骨または胸の骨に麻酔をしたあと、直径2mmの針を刺し、骨髄の一部を吸引します。
これを骨髄穿刺検査と呼びます(ドイツ語でマルクと呼んでます)。また必要によっては、直径3mmの針で骨髄の一部を取る場合もあります。これを骨髄生検と呼びます。

皮膚や骨を刺すときに痛みが生じますので、痛くないように、あらかじめ細い針で局所麻酔をします。骨の内部には麻酔が届かないので、骨髄穿刺では骨髄液を吸引する瞬間に強い痛みを感じることが多いです。

ごくまれですが、合併症が起こることがあります。皮膚の下に血液の塊ができることがあります(皮下血腫)。胸の骨の場合、胸の奥に血の塊ができる場合があります(縦隔血腫)。また、麻酔薬などに過敏に反応してしまう特異体質の場合、血圧低下などが起こることもあります。これらの合併症が出現した場合は、処置が必要になります。

なお、骨髄検査は、患者さんが承諾書に署名していただいた後に行います。骨髄検査は、外来では、当番の専門医が施行します。
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