| (1) |
予約は専用の依頼書に記入し、9号館4階輸血部に提出する。予約が一杯の場合はオーベンと相談して採取週を変更する。 |
| (2) |
GーCSFは皮下注の場合は朝7時に投与する。静注の場合は朝6時に点滴投与を開始し7時までに投与を終了する。 |
| (3) |
採取のための透析用カテーテル(透析室に置いてある11フレンチ以上の径のダブルルーメンのもの「VasCath
11フレンチ」を前日までにオーダーしておく)の留置。
採取日の前日までに透析用カテーテルを鼠径部より留置する。カテーテル刺入をする日には十分の血小板数(5万以上)が必要であるから、処置当日(又は前日)に血小板を20単位輸注し、十分血小板数があることを確認した後、施行する。
カテーテルを留置した当日は1kgの砂嚢を鼠径部にのせ1時間は圧迫して止血を完全にし、皮下出血を予防する。
留置したカテーテルはヘパリン・ロックで凝固を防止しておく。ヘパリン・ロックは留置している間は一日1回ヘパリン・フラッシュをして凝固を予防する。
カテーテル留置後は、患者はベッド上安静とし、食事・排泄も原則的にベッド上とする。 また、患者ヘマトクリットが採取当日に28%以上になるようにMAPを輸血しておく。 |
| (4) |
前日に早朝採血をナースサイドに依頼しておき、採取当日の8時30分までに血算が出るようにしておく。
末梢血CD34測定用に血算用スピッツ1本をDr.用に取ってもらう。
患者が8時30分までに朝食、排便、排尿を済ませておくように、ナースに指示しておく。
8時40分までに患者を病棟からストレッチャー又は車椅子で出す(8時55分までに9号館4階輸血室に到着するようにする)患者が病棟を出るとき、採取を実行する旨を輸血部(5305、5306)へ電話する。
患者を運ぶとき、カルチコール5アンプル、50ml生理食塩水ボトル5本、注射器5ml、10ml各5本、18ゲージの針5本、点滴ライン2本、三方活栓5個、ヘパリン1バイアル、アルコール綿、駆血帯、テープ、血算用スピッツ3本などを持参する。(ほとんどの物は使用しないが、輸血室には一切の医療備品が無いので、様々な事態を想定して多めに備品を持って行くこと)
採取を中止するときは速やかに(8時50分までに)輸血部に連絡する。 |
| (5) |
輸血室では、輸血部、安部さんの指示に従い、採血ラインと返血ラインを透析カテーテルの2本のラインとコネクトする。その後は患者の側に常に1名は医師が付いている。
採取は約3ー4時間かかる。経過中、採取機械回路内の抗凝固剤のために患者に低カルシウム血症の症状(口唇周囲のしびれ)が生じる。患者に問いかけ、症状出現したら、カルチコールを1アンプル点滴にして返血ラインの三方活栓から投与する(採取中1ー3回必要)。
それ以外は患者の不測の事態に備える。 |
| (6) |
採取が終わったら。終了5分前に病棟へ連絡してナースに採取終了告げ、迎えのナースを呼ぶ。輸血部安部さんに聞いて採取量をカルテに記録する。
輸血部安部さんの指示に従い、ラインのコネクションをはずす。その後ヘパリン・フラッシュをして凝固していないことを確認してヘパリン・ロックする。病棟へ戻る。
採取バックの耳(7ー8cm, 1ml)を安部さんにもらう。採取した血算スピッツと採血バッグの耳を血液内科研究室の江頭, 磯部先生に渡し、CD34細胞数を数えてもらう。
次の日にも---は同様。 |
| (7) |
すべての採取が終了した場合。病棟に戻ったら速やかに透析用カテーテルを抜去する。
点滴用ルートとして使用し続けてはならない。抜去後は砂嚢を載せ1時間は圧迫し、止血を確実にする。翌日まではベッド上安静とし、止血を確実とする。翌日、止血を確認したら安静を解除する。 |